今日は抗がん剤治療に必要なカテーテルの手術でした。
先日も書かせて頂きましたが、全身麻酔ではないので、自分の身に何が起こってるか「すべて」分かってしまうのです。
きゃーーーーーーー
どうしよう。
朝からとても緊張していました。
病院に到着するとその緊張感は一気に10階から特急エレベーターで50階へ行った感じ。
オンコロジー科に到着。
また80階ぐらいまでピューーーーっと↑へ(笑)
なんだったら、逃げたい。
分かってます、46歳のいい大人が。
でも。。。。
まずは血圧、熱などをチェック。
そしてよく映画とかでも出てくるブルーの使い捨てのガウンとズボンに着替えて、頭にはシャワーキャップのようものをかぶり、お部屋で待機。
そこで主人とは、またあとでねとちょっとお別れ。
あーーーーー
緊張感継続。
継続。
あーーーーー
すでに待っていらしたマダムが呼ばれ私は待合室で1人になる。
10分ぐらい経過。
呼ばれてしまった私の名前。
男性のナースの方が、カジュアルに元気?
と聞かれたので、正直にNO(笑)
お、君いいね、正直でいい!とちょっと笑うので、本当に緊張してるんですと言うと、気持ちはよく分かると、またニコニコしながら。
その先は手術室かと思ったら、また待合室みたいな所で待機。
10分ぐらいすると、私の前に行ったマダムが涙涙で手術室から出ていらした。
え?????
痛かったのかな。
え?????
と私の焦りがスタート。
ナースの方が何か一所懸命その方に話している。
でも何言ってるか分からなく。。(笑)
ストレスという単語はキャッチ。
きっとなぐさめてるに違いない、痛みではないはずと私は自分に言い聞かせ。。
とりあえず待機。
そうするとすぐ呼ばれ、
きゃーーーーーーいよいよ。
手術室の前でスリッパをぬぎ、手術室に入ると
そこは私が苦手な手術室(笑)
英語でお願いできますかと聞くとオッケー。
10分ぐらいで終わるよと言われ安心。
麻酔を3個ぐらいするけど、痛かったらもっと出来るから言ってね。とドクター。
え?痛かったらじゃくて、多めでいいからどんどんやってくださいと心の中でつぶやく。
手術室はラジオの音楽♬
君はどこ出身?
いろいろ話しながら、もうすぐ終わる?と聞くと、One more step then we are done.
そうするともう一人の麻酔医の方が、one more stepってどういう意味?と英語のレッスンがスタート(笑)
そんなこんなで15分ぐらいで終了。
なんて嬉しかったこの瞬間。
手術室にさようならをいいまた待機。
そうしたら若い男の子が車椅子を押しながら登場。
え、歩けます!と言うと早いフランス語で話され、とりあえず車椅子に乗りました。(笑)
ちゃんとカテーテルが入ったかレントゲンでチェック。
その間車椅子を押してくれたお兄さんは私を待機。
レントゲンが終わったら、最初の待合室へ戻り、また待機。
安心感、開放感、なんかまだ興奮気味。
主人が現れたと同時に、涙がバーーーーーーーーーーーーーー。
きっと主人の顔を見て安心したのだと思います。
緊張感の糸がプチっと切れた感じ。
一時間後ぐらいに、アイスを食べ(笑)どこかの火星から地球に戻った感じでした。
応援してくださったみなさん、心配してくださったみなさん、本当にありがとうございました。